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介護の現状と区分 ~前編~

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少子高齢化により以前より「介護」に関する話題が沸騰していますね。そんな介護の現状や、介護に必要なものや方法を紹介していきたいと思います。

 

介護の現状

「介護」とインターネットで検索してみると、

病人などを介抱し看護すること。

引用元:コトバンク

 と出てきます。

 

見ていただきたい図が二つほどあります👀

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上図は「日本の要介護(要支援)者数」の推移予想図です。一目で年々増加していっていることに気が付くと思います。

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そして二つ目の図ですが、「日本人の要介護(要支援)者一人を支える20歳から64歳の推移予想図です。

以上から、要介護(要支援)者が増加していくのに対して、それを支えていく人が減少していくという悪い状況になっていくと予想されます。

介護の区分とは?

上記でも取り上げた、要支援と要介護についてみていきます!

要支援

現在は介護の必要はないが、将来的に備えて心身機能の維持や改善を支援をしようという状態です。「介護予防サービス」や「総合事業」を受けることができます。

 

要支援1

  1. 居室の掃除や身の回りの世話の一部に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とする。
  2. 立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に何らかの支えを必要とすることがある。
  3. 排泄や食事はほとんど自分ひとりでできる。

 

要支援2

 

  1. 見だしなみや居室の掃除などの身の回りの世話に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とする。
  2. 立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に何らかの支えを必要とする。
  3. 歩行や両足での立位保持などの移動の動作に何らかの支えを必要とすることがある。
  4. 排泄や食事はほとんど自分ひとりでできる。

 

 

要介護

 

要介護とは、現在すでに介護サービスが必要な状態です。介護保険制度を利用した介護サービスを受けて、自立した生活を目指します。
いずれも認定を受けられるのは、65歳以上の方もしくは、40~64歳までで加齢が原因と思われる「特定疾病(16種類)」の方です。

 

 

特定疾病

 

心身の病的加齢現象との医学的関係があると考えられる疾病であって次のいずれの要件をも満たすものについて総合的に勘案し、加齢に伴って生ずる心身の変化に起因し要介護状態の原因である心身の障害を生じさせると認められる疾病である。

 

  • 65歳以上の高齢者に多く発生しているが、40歳以上65歳未満の年齢層においても発生が認められる等、罹患率や有病率(類似の指標を含む。)等について加齢との関係が認められる疾病であって、その医学的概念を明確に定義できるもの。
  • 3~6ヶ月以上継続して要介護状態又は要支援状態となる割合が高いと考えられる疾病。

 

個別疾病名
がん(医師が一般に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがない状態に至ったと判断したものに限る。)※
関節リウマチ※
筋萎縮性側索硬化症
後縦靱帯骨化症
骨折を伴う骨粗鬆症
初老期における認知症
進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病※
【パーキンソン病関連疾患】
脊髄小脳変性症
脊柱管狭窄症
早老症
多系統萎縮症※
糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
脳血管疾患
閉塞性動脈硬化症
慢性閉塞性肺疾患
両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
(※印は平成18年4月に追加、見直しがなされたもの)

 

 

そして要介護の区別についてですが、

 

要介護1

 

 1.~4.は、要支援2に同じ。

    5.⑤問題行動や理解低下がみられることがある。

 

要介護2

  1. 見だしなみや居室の掃除などの身の回りの世話の全般に何らかの介助(見守りや手助け)を必要と する。
  2. 立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に何らかの支えを必要とする。
  3. 歩行や両足での立位保持などの移動の動作に何らかの支えを必要とする。
  4. 排泄や食事に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とすることがある。
  5. 問題行動や理解低下がみられることがある。

 

要介護3

  1. 見だしなみや居室の掃除などの身の回りの世話が自分ひとりでできない。
  2. 立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作が自分ひとりでできない。
  3. 歩行や両足での立位保持などの移動の動作が自分でできないことがある。
  4. 排泄が自分ひとりでできない。
  5. いくつかの問題行動や全般的な理解の低下がみられることがある。

 

要介護4

  1. 見だしなみや居室の掃除などの身の回りの世話がほとんどできない。
  2. 立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作がほとんどできない。
  3. 歩行や両足での立位保持などの移動の動作が自分ひとりではできない。
  4. 排泄がほとんどできない。
  5. 多くの問題行動や全般的な理解の低下がみられることがある。

 

要介護5

  1. 見だしなみや居室の掃除などの身の回りの世話がほとんどできない。
  2. 立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作がほとんどできない。
  3. 歩行や両足での立位保持などの移動の動作がほとんどできない。
  4. 排泄や食事がほとんどできない。
  5. 多くの問題行動や全般的な理解の低下がみられることがある。

 

まとめ

今回は介護の現状から未来がどうなっていくのかをシェアするのと、要介護と要支援の知識をつけていただきました!

次は介護に便利なグッズや保険について、紹介していきたいと思います✨

 

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